ジャーナリスト Kei Nakajima

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特筆記事

その32
特筆記事

(2013年7月)

5月中旬以降、7月初旬まで慌ただしく日々が過ぎていき、あっという間に盛夏となってしまいました。時間が経つのは本当に早いものです。とくに6月は長文の執筆に追われ、ほとんど机を離れることなく、室内で過ごしてしまいました。誰にも会わず、どこにも行かず、ひたすら執筆するのみの地味な生活は本当に苦しかったのですが、なんとか山場を超えることができ、ほっとしています。それにしても、誰かに長時間お話をうかがう取材も大変だけど、執筆も大変。気がつけば周囲はそろそろ夏休みの計画とか、東京はお盆だとか、そんな季節になったのですね。何だか浦島太郎的気分です。

おかげさまで毎月ほぼ1回のペースで連載している日経ビジネスオンライン(再来一杯中国茶)は好評を得ており、とくに7月の記事は今年いちばんのヒットになりました。これだけ日中関係が悪化しても「普通の中国人が何を考えているのか?」に対する興味や関心はあるのだと自信を持つことができました。読者からの反響も大きく、励みになりました。
現在の話を書いているのですが、自分が18歳のときから積んできた中国での経験が、今役に立っていると感じています。そうした経験の積み重ねも記事の中に生かしていけたらいいな、と思っています。今秋には新たな成果物を発表できる予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。

著書『中国人エリートは日本人をこう見る』も少しずつ売れています。そのほか、Yahoo(個人)ニュースブログフェイスブックも継続しています。ネット上で何かを発表することは怖いことでもありますが、情報が幅広い人々に伝わっていく手段としては現時点で最良のものなのでしょう。たまにネット上で誰かが私の記事を取り上げていてくださるのを見ると、とてもうれしい気持ちになります。これからもがんばります。 

アジア便り写真は上海で撮った羊しゃぶしゃぶの鍋の写真。羊しゃぶしゃぶといえば北京が本場ですが、上海にもおいしいお店があります。真夏の暑い季節には不似合いなのですが、にんにくがいっぱいで滋養強壮に効果があるのです。中国人のあの細い身体に似合わないエネルギーは食に対するどん欲さからもうかがえるのですよね。私もエネルギーを充電して秋までもう一息、がんばります。 

(2013年7月)


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